「くうきはよまない」。

















風太2016










風太の(人間にとって)困った癖はなおっていません。

癖というのは、ふかふかのお布団の上にのるとおしっこしてしまう習慣のことです。


いっこさんは洗濯に追われ、「臭いが取れない」と電話口で笑っていました。


風太は怒られてもめげない。

それでもしつこく甘えてくる風太の人懐こさは、

どんなに怒っていても つい許してしまう不思議な空気を纏っています。


距離の詰め方がとうとつで、

猫界ではなかなか友達が出来にくいようですが、それも風太の良い所だと思います。

風太が近づこうとするその根っこには、敵意でなく愛がある気がするからです。



人間界にも独特の距離感はあります。

とくに大人になると、空気を読んだりすることが必要になってきますが

つい勝手に考え過ぎてこんがらがりそうなときは、風太の事を思い出します。




























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