そういう優しさ。
姪っ子(六歳)が、
スキー場でお父さんと一緒に上手に滑っている様子が送られてきました。
私も練習して一緒に滑りたいと思いました。
初めて歩く、幼稚園に行って、小学校にあがる。
将来どんな人になるんだろうと想像は広がります。
今回の人生で私は 多分子どもをもうけないだろうと思います。
親ではないけれど大人になり、
子ども時代の自分にはなかった視点で今子供達を観ています。
私が人生でスキーに行ったのは小学生の頃に二回。
お母さんが連れて行ってくれました。
朝早く起こされて、
暗い吹雪の中フロントにぶつかってくる雪が「夏の虫」みたいで
眠いし遠いし、当時はちょっとめんどくさいなと思っていました。
スキーの記憶は曖昧だけれど、「お母さんが連れてってくれた」事をよく覚えていて
姪っ子が楽しそうにする姿を見たらほほえましく、
急に懐かしい気持ちになりました。
ばあちゃんが夏みかんの皮を剥いてくれる。
甘いところをよけい私にくれること。
弟が用水路に落ちたとき、お父さんが玄関から裸足で走って来たこと。
30を過ぎ、瞑想するようになって
大人と大人の間に、他人と他人の間にも、
そういう優しさが在ることを知りました。
私がそうしてもらった経験は土台になり、
それを感じられるアンテナが、私の中に育っていてくれて良かった。
そういう種類の優しさが在るよと、
言葉じゃないところで教えてくれた人たちのようになりたくて
「自分にできることの幅を広げたい」という思いはここから来ています。
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