夏休み感。
いっこさんにもらった菜の花ろうそく。なむなむ。
暗い山道、虫、焚火、なにごとにも動じない二人、
見たこともないような大きさのなめくじ(私の手根から親指先端くらいある…!)。
先日のキャンプのことを思い出すと
印象深い映像と一緒に、あのときの感覚がよみがえってきます。
じゅんたさんといっこさんに聞いてみたら
今はもうキャンプで「緊張」ということはそうないと言っていたから
同じ暗闇でも感じ方ってこんなにちがうのかと思いました。
やっぱり、感情と感覚はつながっているんだな。
びくびくしながらも自分の幅をおしひろげていくのは新鮮で
いまは、今しかないこの感覚が楽しくてくせになりそうだと思っています。
次のあさ山を下りて、いっこさんが銭湯で「夏休みみたいだね」って言いました。
きのうは、物理に詳しいクライマーのけいたくんが
忙しい合間に新潟に立ち寄ってくれました。
ほんのひととき、我が家でカレーを食べて皆で話をしました。
山の中での経験や、岩登りの実体験に基づく話は
私にはタイムリーでとても興味深く面白かったです。
おもむろに始まった人生や死についての話から、
岩にある‘‘意識”とか‘‘感覚”の話、なんで木は大きくなるのかとか、
岩を割って根を張ろうとする力強さと
なんでそこなんだっていう不思議さ。
エアコンの効いた部屋で答えのない質問と回答をだらだらと、
こども科学電話相談みたいなゆるさに
夏休み感が増しました。
後でひとり片付けをしながら
岩や植物、虫とかは不思議だなと思い返していたら
はたと、人間も十分に不思議な生き物だと我にかえりました。
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