瞑想旅2日目奥会津編。












山を後に。







2日目の朝は痒みで目が覚めました。


密室のはずのテントが一箇所破れていて


蚊が何匹か侵入していました。



朝の瞑想は、純太さんにお借りした私のテントで、


いっこさんと蚊と蟻と一緒に座りました。




わたしは一旦、クラスのため新潟市内に戻ってから、


純太さんたちとは別で、奥会津へ向かいました。



私は震災後初めての福島です。






つくばのいっこさん、福島のたまきさん。



ずっと気になっていたことですが、


原発事故後どうやって


ふたりは心の折り合いをつけて来たのか。




たまきさんは昭和村のからむし織に惹かれて移り住み、


からむし織をまなびながら週末は食堂をしています。





自分の好きなもの、信じてきたものが全部そこにあるのに


それが出来ない、そこに居られない悲しさ。


自分の住む土地の土が信じられない。


すべてがひっくり返って真っ白になって、


葛藤のなかで


それでも自然の未知の部分を信じるしかないと言っていたのが印象的でした。



たまきさんのそれはきっと、


盲目的に信じるとか、見て見ぬ振りをするということではなく


ひととおり見て、知ったうえで


自分にとってなにが一番大切か

選んだということなのかなとぼんやりと思いました。



今まで友だちに送っていた手作り野菜も送るのをやめ、


自分自身も食べ物の選択や、地元の人との関わりのなかで試行錯誤しながら、


後悔はないと二人とも話していました。






先のことはだれにもわからないからこそ、


限りある時間の中でどう過ごすか自分で決める。



私も、あの人も、いついなくなるかもわからないからこそ、


好きな人たちの側で笑っていたいと話すいっこさん。






会いたい人がいて、その人たちと過ごすことを求めて、


その時間が私の心の栄養になっている気がします。


一緒できて本当に良かったです。





いつも身近にある沢の水。

あぜ道。

じゅんさんが日本一うまい!というやまか食堂のラーメン。うまい!


毎夕だというの激しい雷雨とそのあとの昭和村は幻想的。


































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