原点回帰。














山本基 展。







気の遠くなるような、繊細な 模様。





「たゆたう庭」。





床一面に絵ががれた作品は、


ようく 目を凝らすと


小さな塩の粒の集まりです。










ひと粒、ひと粒が集まって大きな美しいかたちを作っています。


信じられないような細かさ。



奇跡のようだけれど、確かな自信と安定感。






展示後は海へ帰る塩たち。



すべてのエネルギーは巡り、巡ってまた原点へ還る。





つぎ会うときは、わたしの口のなか



はたまた、ふたたび基さんの作品か。



またあるときは、一緒に海に溶けているかもしれません。


















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